まずクラウド女子会は、単独での勉強会は1月にやったきりで、その後は、JAZUGとの合同勉強会、また色んな所に出張発表や、女子会サミットなど、普通に食事会など、「勉強会」らしいのはしてませんでした。
そしてついにしびれを切らした@KenTamagawaさんから「そろそろ勉強会しましょう|д・)チラッ」とご連絡を頂いてから(本当すいません。。)、内部で何をテーマにしようか、と相談してました。
■ ネタ決めに関して
ここで前回開催した女子会サミットで、学んだ「勉強会のネタは、流行の物が惹きがいい」という@mana_catさんのアイディアを採用し、今クラウドで流行っている事、皆が知りたい事はなんだろうね〜と調査。
@bond_honeyさんから「顧客からよく聞かれる事はセキュリティですかねー!」という意見で、「面白そうだね〜!」という声によって、今回のクラウド女子会のネタは「クラウドのセキュリティ」になりました。
クラウド女子会は基本誰かが「面白いね〜!楽しそう〜!」な事をやるようにしてます。
検証:「勉強会のネタは、流行の物が惹きがいい」は本当か!?
結果: 本当だった。平日の、金曜日夜にも関わらず、ATNDでの登録も合計50人近く登録頂いた
■ 会場決めに関して
@bond_honeyさんのcloudpackさんが、丁度トレンドマイクロ社とのサービス提携を発表された事もあり、トレンドマイクロ社の方と一緒に勉強会をさせて頂きました。
元々は、Amazon社の会議室をお借りする予定だったのですが、トレンドマイクロ社のご好意に甘えて、会議室をお借りする事にしました。いつも知っている会議室を借りずに、他社の会議室を借りる、という事はデメリットだけではなく、メリットもあるのだな、と今回思いました。
まず、あまり行く事が出来ないオフィスに入る事が出来る。営業は大したメリットじゃないかもしれませんが、内勤だとあまり他社のオフィスを訪問出来ません。クラウド女子会では、他のオフィスをお借りしてオフィス体験も今後続けて行ってもいいんじゃないかなぁと思いました。
■ スポンサーに関して
AWSのユーザー会であるJAWS-UGクラウド女子会は、AWS(Amazon)からのスポンサーを受けていません。勉強会時の講演のご支援を頂きますが、スイーツを買うお金とか、何かグッズを買うお金などの金銭的な支援を受けていません。これは他のJAWS-UG支部はどこも同じだと思います(献本とかはあります)。
貰えばいいじゃない、ユーザーグループなんだし、と思うかもしれません。でもユーザーグループのコアメンバーの人達は知っています。AWSは、経費を削減する事で、安くサービスを提供している、という事を。
でもでもここはやっぱり女子会なので、何かおやつ的な物は出したいなぁと思っていた所、これまた@bond_honeyさんが!スポンサーを見つけてくれました!
@bond_honeyさんには足を向けて寝れませんね<(_ _*)> アリガトォ
クラウド女子会メンバーで、本格的にスポンサー制度を検討し、ブログを書かせて頂きました。スポンサーをご検討の企業様、個人様はぜひご連絡ください。領収書も発行出来ます。
そして今回場所提供を頂いたトレンドマイクロ社の他に3社スポンサーを頂く事が出来ました。お陰でおやつを4種類、当日クラスメソッド社の横田さんからプリンやゼリーの差し入れヾ(○´■`○)ノ" アワワ
本当に有り難うございます(´ω`●)!
クラウド女子会はJAWS-UG支部の中では地域ではなく性別に基づく勉強会なので特殊である事、またクラウド前提なので、スポンサーをお願いし易いというのもあると思います。
■ スイーツに関して
スイーツは、当日コアメンバーと早めに新宿高島屋の地下のお菓子売り場で購入しました。デパ地下でお菓子を買うのがこんなにも楽しいのか!とコアメンバーうきうきしながら買い物しました。スイーツに関して一番興奮していたのは女子会のコアメンバーです、はい。
一応スイーツに関しては、(1) 食べる時に音がならない、(2) 常温でも長持ちする、(3) 個装されている物、(4) 味が違うものを何個か、買えるようにしました。
事前に注文して、勉強会まで冷蔵、冷凍出来る場所があれば要冷蔵なスイーツでもいいかもしれませんね。
■ 勉強会の内容に関して
(やっとイベントレポです。前置きが長くてすいません)
1) AWS小島さんからは、クラウドとは、というお話から始まり、クラウドに関しての都市伝説についてのお話も頂きました。資料はまだアップされていないようなので、前日行われた@KenTamagawaさんのCloud Computing World Tokyoの資料が参考になるかもしれません。
Direct Connectは年内に出せるように頑張ってるそうです! また$50キャンペーンのご説明も頂きました。皆さん是非今すぐアカウント作ってキャンペーン申し込みましょう!
2) 私が発表させて頂いた内容は以下のホワイトペーパーを元にしています。英和辞典を引っ張りだして読む価値がある資料です。ちょっと長いですが、ぜひ読んでみてください。
AWSを使う上でのShared Responsibility はきちんと理解する必要がある内容で、これが前提にないと、AWSと一緒に手をつないでクラウドのメリットを享受出来ないのではないでしょうか。
3) トレンドマイクロ社水上さんからは、Trend Micro SecureCloudについてご説明頂きました。AWSは、S3、SimpleDB,EBSに関してそこにあげられるデータに対しての暗号化を提供していません。そのためEBSに置かれたデータを暗号化したい、という場合、Trend Micro SecureCloud等使って暗号化する必要があります。
水上さんのプレゼンを聞き、セキュリティ!と声高々に叫んで、導入しても運用する人が簡単に扱えないと長続きしないという事をトレンドマイクロさんはよく理解しているのだな、というのが印象に残りました。
机上の論で終わりがちなセキュリティ、コンプライアンスをちゃんと運用、監視、見直し検討が出来るのは大事なポイントだと思いました。
4) 富士ソフトの飯尾さんによるVPCについての説明を頂きました。非常に分かり易いプレゼンで、どうしてセキュリティを気にするのか、どのような状態になっているのがよいのか、を絵をつけて丁寧に説明頂き、飯尾さんの知識の深さを感じ取る事が出来たプレゼンでした。
マネージメントコンソールをカスタマイズ化して可愛くしたい、というのは同意!是非ご検討ください>AWS
5) LTでは暗号化に詳しい森本さんから、AWSを使った暗号化解読についてのご説明を頂きました。
HPCの説明をするのが難しい原因の一つとして、HPCで処理したい大量のデータ、また走らせたい処理が聞き手にないと、「おぉ〜すごい!!」となり辛いのがあるかなと思いました。これは触ってみないと分からない領域な気がします。森本さん曰く、HPCを今後使う場合は公的機関の証明書を出すなど、不正利用が出来ないようにする必要があるかもしれない、との事でした。
6) もう一つのLTには荒木さんにAWSをよりセキュアに使って頂く発表をして頂きました。どのような発表になるのか直前まで知りませんでしたが、一番得る事が多いセキュリティトークだったと思いました。
セキュリティで一番盲点になるSSHに目を向けて、不正アクセスの元にならない汚れたデータや経路が利用出来ないようになっていないかを具体的な例を挙げて教えて頂きました。EC2を使っている人は今すぐすべきですね!
7) セキュリティに関する発表が終わった後は、小島さんがじゃんけん要員として、トレンドマイクロ社からのノベルティの争奪じゃんけんが繰り広げられました!ノベルティ提供有り難うございます!
8 ) ス−パー宣伝タイムでは、
- (a) アイレット後藤さんから、クラウドパックについての説明、
- (b) クラスメソッド横田さんから、まさかの赤ちゃんを使ったクラスメソッド社紹介、
- (c) サーバーワークス大石さんによる、サーバーワークスくの一募集
の発表を頂きました。さっそく(c)のサーバーワークスさんへアフター7パスポートに申し込んでいる人が!クラウド女子会に参加して、このような出会いを作れる事は嬉しいですね。クラウド業界に人が増えますように。
★トレンドマイクロ株式会社
★アイレット株式会社
★クラスメソッド株式会社
★株式会社サーバーワークス、
そしていつも見守ってくれるAmazon Web Services
スポンサー有り難うございました!
今回のJAWS-UGクラウド女子会は、新たな試みとしてやってみた事が沢山あり学ぶ事も沢山ありました。今後もクラウド業界がより良い場所に近づける場の提供が出来たらと思っています!
何より楽しく、面白く、ですね。
皆様、有り難うございました。今後もJAWS-UGクラウド女子会をよろしくお願い致します!