DNA鑑定で検索すると、なんか人生\(^o^)/な記事が多いんだけど、具体的にはどんな感じで利用して、どんなフローになっているのか書いてある記事が少なかったので、もし気になる人の参考になればいいなと思って書きます。
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まず調べて分かった事は、DNA鑑定が出来るキット、それにまつわる器具を売っている会社と、それを使って鑑定をし証明する会社は違う、という事が分かりました。
なのでキットは一般的に使われている物を探し、鑑定・証明してくれる会社はより明確な所にしようと決めました。
DNA鑑定には、私的DNA鑑定、と法的DNA鑑定があるそうです。
法的DNA鑑定は裁判の物証として使えるレベルの物で高い(大体8万〜)。
具体的に使うツール(キット)が違う訳でなく、立会人が来てくれて、第三者としてサンプル採取を行なう事で公的資料として使えるようです。
医者にお願いをする事も出来るそうなのですが、医者もDNA鑑定をするときは鑑定会社からキット(以下参照)を取り寄せ、それを患者(?)に適応するだけなので、金額的に高くなる(医者の労働分が乗るので)なります。
また調査出来る関係性も、親子、兄弟、姉妹、祖父母孫、叔父母甥姪など結構幅広い事も判明しました。
そして鑑定結果も、偶発的に塩基の一部が破損していて誤診もあるという事も分かりました。
色々調べた結果、今回は私的DNA鑑定を利用しました。購入したのはこちら>> 精度重視型 DNA親子検査
ツール
DNA鑑定は採血とかするのかな、と思っていたけど、口腔内粘膜(口の中の、頬の裏側)を綿棒でごしごし取って、それを送って検査してもらうタイプでした。
選んだのはLife Technologyという会社のIdentifiler kitという製品で、英語サイトで調べる限り一般的なキットの模様。。
具体的にはこんな感じでした。
説明書
綿棒が入っている袋
DNA鑑定での料金発生所は、このキットではなく検査をする所にあるので、一度失敗しても再度キットを送り直してくれる所もあるようです。検査する業者から見たらキットはただの綿棒に過ぎず検査をする器具の方が高いのではないでしょうか。
該当者のDNA採取前に必要書類に記入し(未成年は親権者による署名が必要です)DNA採取、鑑定に承諾をします。
(写真撮り忘れましたが、イメージは米国の入管審査で書く書類みたいな感じです、て分かるかな。。。)
綿棒が2本入っているので、両内頬で採取をし、その綿棒を専用の封筒に入れます。綿棒が入っていた袋は除菌?がされているようなので、採取後の綿棒を元々入っていた袋に戻すといけないと書いてありました。
2本綿棒を入れた後は、封筒は密封出来ます。
承諾書と採取した封筒を後は検査してくれる会社に送ると検査して結果を郵送、もしくはPDFにて教えてくれます。
(もちろんその前にお金を振り込まないといけませんがw)
通知方法
郵送にて証明書みたいなのが届けられます(もしくはPDF)
証明書の書き方が非常に興味深く、AはBの親子、兄弟、姉妹、祖父母孫、叔父母甥姪でない事を証明出来ない、という書き方でした。
まとめ
今回DNA鑑定に立ち会ったのは、記念程度だったのですが、色々考えされられました。
- 検査をして血のつながりが無いという結果が出たら?
(これは0に近かったのですが一瞬頭を過りました) - 結果が実は誤診だったら?
- 実は悪徳業者だったら?
DNA鑑定の技術が急速に発展して私たちの身近な技術になった事は確かですが、私たちは血がつながっているかどうか、が当人、ひいては家族、親族の関係性にどう影響を与えるかをあまり深く考えていないのではないかと感じました。
私の考えとしては生物学的に血がつながってなくても家族であるならば家族なんじゃないかと思うのですが、そう思っていない人も居る中で今後DNA鑑定がどのように役に立つのか気になりました。
家族は最後は「人」で、どのような人が構成しているかで「家族」の定義も変わってくるんだろうなーと思いました。
参考リンク