会話の本質を見極めないと、いつまで経っても噛み合ないし、着地点が見つからないよ、という話です。
何かというと
- 「○○すべき」という話
- 「(現状、未来は)△△である」という話
は、混ぜると危険(言葉通りではなくニュアンス的な意味です)。
でもつい混ぜたくなるんですよね、不思議と。
例えば「ユニクロ“年収1億~100万円”の衝撃 「世界統一賃金」導入へ」
- 日本で年収なんで100万許されない!生活して行けないじゃないか
というのと
- 世界で戦って行くにはグローバル化していかないと生き残れない
というのは混ぜられないと思うんです。
本当は日本含めて社員みんな中流階級で少しずつ給料も上がっていって、、というのが維持出来ればそれが一番いいのかもしれないけど、グローバル化するて事はそれが維持出来ないという事なので、どう足掻いたって仕方ない(社会主義になればいいかもしれないけど)
つまり「○○すべき」というのは現状と未来に対しての解決策を提案していない足掻きであり、「(現状、未来は)△△である」は、避けられない状況に対して良いか悪いかは置いといてそれを乗り越える打開策であると言えます。
「(現状、未来は)△△である」という事に対して、心理的不満から「○○すべき」という言葉が出るのは分かります。でもそれは頓珍漢な会話で絶対かみ合いません。
このような話の本質の違いを意識しながら、話をする事が大事だね、というお話でした。