以前はフィラデルフィアに住んでいたのでニューヨークは知らない街ではないとはいえ、出張としては初めてだったので色々不便が無いように行った準備内容一覧を書きたいと思います。もし今後アメリカに出張する人がいたら参考になると幸いです。
小室の状況
- 出張
- iPhone 3GS
- Mac Book Air 11inch
- 英語はしゃべれる
- 現地で待ち合わせをしているので連絡が取れるツールが必要
- NYCの電車、バスはよく知らない
■ 携帯をどうするか
旅行でふらっとお店を巡るだけなら必要ないと思いますが、誰かに会う予定がある場合は、携帯はあった方がいいと思います。今では携帯と一言で行っても多機能なので、具体的には「電話」が出来るツールを持っていた方がいいでしょう。ネットに関しては後述します。そのまま手持ちの携帯端末が使えるのは限られているので、ここで調べてみましょう。
私はiPhone 3GSを持っていたので、これをなんとかして使えないか調べてみた所、
- iPhone 3GSをjailbreakして
- SIM Free化すれば
- AT&TやVerizonのSIMが使える
という事が分かったのでやってみました。なおJailbreakするとサポートがなくなるのでやるには自己責任でやりましょう。
一番分かり易いサイトは
- http://jaxov.com/ (英語)
- http://apple-voice.com/wordpress/ (日本語)
- http://peer2.net/sjdojo/ (日本語)
です。
そしてさらに調べてみると私のiPhone 3GSはファームウェアが05.16.02/iOS 4.3.3で、通常の方法だとSim Free化出来ない事も分かりました。自分のiPhoneのファームウェアが何であるかは結構大事です。Jailbreakする前に調べましょう。
なので私は以下の事をしました。
- redsn0wでJailbreakする -> この記事が分かり易いです 。
- ファームウェアをiPadの物に上げる-> この記事(英語)やこの記事(英語)を読むと分かると思います。
- Sim Free化する -> ultrasn0wをiPhone をjailbreakした時に入ったCydiaからインストールすると終わります。
大まかに書くと上記の通りです。作業自体は思ったより簡単でした。
調べるのに大半の時間を費やして作業自体は片手間で出来る範囲。そして何も問題は起こりませんでした。幸運ですね。
家にはiPhoneのSimしかなかったので、実際にSIM Freeになったのか分からなかったのですが渡米後AT&Tで買ったGoPhoneのSimをさしたら認識したので、ちゃんと出来ていたようです。
上記をしたおかげで、一週間の滞在でAT&Tで買ったGoPhone$25で済みました。Media Netというネット使い放題プランを購入せよ、とあちらこちらに書いてありましたが、AT&Tの窓口で聞いた所、前は厳しく制限してなかったがどうやら制限を始めたらしくprepaidではMedia Netを購入出来ない(=ネット低額使えるIYH!)という事が分かりました。残念。。。。
なのでネットを使うとちゃりんちゃりんお金が落ちていくで、GPSやPush機能は基本的にOFFにしておきました。
繰り返しになりますが、Jailbreakするのは自己責任です。それが嫌なら
をお勧めします。
■ インストールしておくアプリ
ニューヨーク市で入れておいてよかったと思ったアプリは
- New York Subway Map (地下鉄の地図と検索)
- New York Bus Map (バスの地図)
- Boingo Wi-Finder (接続可能なWifiを探して自動で接続してくれる)
Boingoに関してはiPhone/iPad/Mac向けのアプリもあります。Boingoは契約は簡単ですが、解約が大変です(電話ではないと解約出来ない&アメリカ国外で使うとすごく高くなる仕組み)
Boingoのアプリ自体はApple IDの登録先がアメリカになっている必要があります。
■ ネット
アメリカではWifiがあちらこちらで提供されているという事に滞在中に気がつきました。ホテルだと無償/有償のWifiが提供されているようです。Expoが開催されたJavit Centerでは有償のWifiが提供されていました。ホテルに無償のWifiが提供されているのが一番いいと思います。私が泊まった面白不思議なホテルThe Jane Hotelは無償Wifiが提供されていました。
AWS Summitが開かれたHilton New Yorkでは有償Wifiでの提供でした。なおAWSのご好意で参加者はパスワード入れて使う事が出来ました♩
自分が泊まるホテルにWifiがあるかどうかは、ホテルのウェブサイトには載っていてもウソかも知れないので、Expediaとtripadvisorのコメントで検索をして確認しました。
後はスターバックスがあちらこちらにあるので、そこでネット(Free)をするのもいいかもしません。
■ 現金とクレジットカード
今回は一週間しか居なかったのと単純な観光ではなかったので2万程度を外貨に両替して持っていきました。でも結局全然使わなかった。なぜならクレジットカードが使えるから。
タクシーで料金&チップを払う時や、電車に乗る時などに現金を使う程度で、それ以外はクレジットカードがどこでも使える。VISAやAmex、MasterCardがあれば行きていける。そう思いました。 ちなみに2万両替して240ドルぐらいになりました。
■ 名刺
今回はお仕事として行って来た訳ですが、痛感したのが、名刺に英語表記がないと大変!という事でしょうか。
元々名刺には表には日本語表記、裏には英語表記があるのですが、それが無いと本当に大変だったろうなと思います。日本語読めない人にはなんのこっちゃらさっぱり分からない訳ですから。
当たり前かもしれませんが、名刺には英語表記はつけておきましょう。何かと役に立ちます。
■ 自己紹介
アメリカでは今目の前にいる人が商売になるのか有益なのかを見極める為に、どんな会社なのか、仕事内容、人となりを知ろうとします。
日本のようにブースに立ち寄る人は誰でも愛想良く対応はしてくれません。なので、自分は相手にとって有益な人間である事を説明する為にも自己紹介が出来ないと駄目です。会社の概要、業界(日本でもアメリカでも)内での会社/自分のポジション、自分の役職、相手との(将来的な)関係構築の可能性についてパッと話せた方がいいでしょう。
Expoなどは商売場所なのでさらに実感しますが、アメリカではお金を持っている人とそうではない人の扱いがはっきりしています。清々しいぐらいです。ちょっとした自己紹介は出来るようにして行くとさらに有益な情報を得る事が出来ると思います。
■ 服装
いくら自由な国といえ、Expoはお仕事色が強いのであればそれなりな格好をしていった方がいいと思います。上記の自己紹介と同じ事ですが、格好があまりにもラフだと相手にしてくれません。ビジネスカジュアルぐらいでいいと思います。
また今回は夏でしたが、外と中の温度差が激しいので、女性であれば羽織ものを一つ持っていくといいと思います。本当に寒いです。アジア人とそれ以外は体感温度が違うんじゃないかと思います。周りにタンクトップ、ホットパンツな人が沢山いても惑わされず、屋内のイベントであれば寒くない格好をしましょう。あまりの温度差に体調が崩れてはせっかくの出張も楽しめなくなってしまいます。
■ Skype
家族がいる人はSkypeを入れておきましょう。私は家族と毎日何かしらSkypeでビデオ通話をしてました。本当にSkypeはすごいね。時代も変わるよ、これは♩