AWSを使っている方にはよく知られているRightScaleですが、そもそも何なんだ!?という方に向けて、RightScaleとは何か紐を解いていきたいと思います。
http://www.rightscale.com/
RightScale とはロゴの下に「Cloud Management Platform」と書いてある通り、「クラウド管理プラットフォーム」です。この「クラウド管理ツール」もしくは「クラウド管理ウェブサイト/アプリケーション」ではなく、「プラットフォーム」である事がRightScaleの一番の強みであり、競争相手は、DIY( Do It Yourself/自分でクラウド構築、管理する人)だ、と本社の人が言い切れる所以です。
このプラットフォームである、というのは後で書こうと思いますので、まずは「クラウド管理が出来るSaaS型*1のサービスである」と覚えて頂いてもいいと思います
RightScaleは、2006年に創業されたクラウドコンピューティング管理サービスを提供している会社です。RightScaleは、すべて*2自動化された管理プラットフォームを提供しており、クラウドの強みであるスケール化、従量課金、オンデマンドの機能を十二分に使う事が出来ます。
会社はカリフォルニア州のサンタバーバラにあり、現在も技術者含めた社員を絶賛採用中で、2011年の3月には日本法人、ライトスケールジャパン株式会社も設立され、日本を拠点としてたアジア諸国に力をいれているようです。
日本では私がお手伝いしている雲屋株式会社がRightScale正規代理店として活動しており、国内で行われるカンファレンスやエキスポなど、多くのクラウドを取り上げたイベントで、雲屋、またはライトスケールジャパン株式会社が出展しています。
またAmazon Web Services(AWS)には、Japan Amazon Web Services User's Group (JAWS-UG)があるように、RightScaleにはRightScale Japan User's Groupがあります。
不定期ですが、RightScale勉強会(雲屋主催)や、ユーザー会主催のRightScale Hackathonなど行われています。
*1: SaaS以外のサービスもありますが、それはまた別の機会で書きたいと思います。
*2: ここでは「すべて」と書きましたが、実際に管理、運用する際には、人が介在する必要な場面もあります。