所感というか、自分が思うなんでこうなった?と、女子会の現状について書こうと思います。
まず上記のページがいわゆる炎上してから、元ネタとして記事があるこのサイトにアクセスが集中し、一度このサーバ落ちてしまいました。個人で冗長とかお金かかるのでLB対応させてませんでしたがさすがにこれはいかん、と思ったので、今度All-in-oneなサーバの負荷対策を実施して、その記事でも書こうと思いました(自分への宿題)。
さてさて上記のエンジニアtypeの記事について私はそんなに怒りが湧きませんでした。今読み返してもそんなに湧かない。。
なんでなんだろう。。
と思った所、
(1)書き方の方向性、実際に上がった声、とそれをまとめる為の要約がちぐはぐしているのでは?
というのがまず思った事でした。
例えば
4. スイーツタイムがない
の声として
【4】に関する意見
「楽しく勉強会に参加したいから、ちょっとしたスイーツを食べながら参加者の方と交流する時間が欲しい」 (20代・Webデザイナー)
「15分くらいの休憩でスイーツとかを出してくれたらリフレッシュできてうれしい」 (20代・Web系エンジニア)
とあります。この声だけを見ると確かにな、と思いませんか。更に言うと
【女性がIT勉強会に行かない7つの理由】
じゃなくて
【IT勉強会であると嬉しい7つの項目:女性編】
だと、随分変わってきませんか?
- 参加枠がすぐに埋まってしまう
- 「女子がいる...」的な雰囲気になるのがイヤ
- 休憩時間が短い
- スイーツタイムがない
- 内輪の盛り上がりが正直しんどい
- 技術レベルの敷居がやたらと高そう
- 質問に対する説明が分かりにくい
も
- 気軽に参加登録出来る(もしくは女子枠がある)
- 性別を意識しない雰囲気
- 休憩時間が適度に入ってる(15分ぐらい)
- スイーツ/お茶菓子で交流が出来る
- 初めて参加する人でも溶け込み易い
- 技術レベルの程度が分かる
- 質問に対する説明が分かり易い
こう書くとなんだか参考になる内容になりませんか?( ・∀・)イイ!! なんでも物事は表裏一体なのですね。
次に思ったのは
(2)自分は女子会を運営していたから
というのが理由の一つではないか、とも思いました。
女子会運営サミット 開催報告 でも議事録として載せましたが(今見ると誤字脱字が多いですね、、すいません)、女子会運営サミットをして、IT系女子会を運営している方々と情報共有が出来て、女子会の現状、課題点や新しい発見、今後の女子会の方向性が共有出来ました。
でも参加されていない方は(当たり前ですけど)知らない訳ですよね。
参加された方は、記事に出てない多くの情報を持っていたので、ビールで例えれば運営者や、女子会に参加された方はビールとして完成された物を持っていたけれど、そうじゃない99%の方は泡の部分しか見えなかった。
おいおい、なんで女子会ってこんなに薄っぺらい訳?と。
ん?と思った人や、女性エンジニア、勉強会を運営されている方は、何かおかしいなぁと、この欠落した部分に気がついてくれました。またこのビールの液体部分として、このブログの記事が、ビールの全体像を見せる事が出来たんじゃないかなぁと期待してます。
女子会運営サミットで認識したのは、多くの運営者が
- IT業界では女性はマイノリティである
- IT業界で女性の地位向上、ひいては女性エンジニアが増える事を期待している
- いつか自分のやっている女子会がなくなる事を願っている
と言っていました。後男女問わず色んな偏見がある事も理解してます。
現在IT業界にも女子会ブームが来ているように思います。でも運営している側からすれば「きゃっきゃっうふふ」な感じではありません。
どこの勉強会でもある事だと思いますが、キャンセルがどれだけ出るのか頭を悩ませたり、登壇者との調整、参加者に楽しかった!と言ってもらえるように事前に出来る事は全部しよう!というぐらい皆さん頑張っています。でも皆楽しんでやってます!
だからみなさん、ぜひ女子会に来てみてください。
(男性の皆さんは、男性枠か、登壇者として来てくださいw)
きっと楽しかった!勉強になった!と思って頂けるのではないか、と思います。もし「こうすればいいのに!」とか「これがしたい!」というのがあれば是非女子会運営に参加してみてください。
きっと参加者側に居た時以上に色んな出会いがあると思います。
世の中にはいろんな人がいて、色んな考えをもっています。経験や環境も違います。その多様性を理解しつつもよいよいIT業界にしてきたいですね!
最後にJAWS-UGクラウド女子会の勉強会も現在企画中ですので、ぜひブログを購読くださいませ。
それでは〜